ひとり様から団体までOK!台北のレストラン「BANCO」の快適空間で、日本人に大人気の本格イタリアンを楽しもう♪
こんにちは、台北ナビです。
日本人にとってイタリア料理は、ランチで食べたりなど身近なものですよね。ただ、台北にいると、気軽に食べられる美味しいイタリアンがなかなかなくて、ナビも長年、イタリアン難民でした。が!今回紹介する「BANCO」は、環境よし、料理よし、お値段よしの三拍子そろった、まさにナビの理想のイタリアン♪。
駅から近く、明るい店内で、ナポリピッツァ職人協会も公認のシェフが作る料理を堪能できます!
店舗はアクセスよし!で明るくカジュアルな雰囲気
MRT台北小巨蛋から徒歩7分の「八德店」
台北に4店舗ある「BANCO」のうち、今回紹介するのは本店の「八德店」。MRT台北小巨蛋から台北アリーナの横の道を歩いて約7分、大きなガラス張りのお店に到着です。
お店に入るとまず出迎えてくれるのが、解放感のあるオープンキッチン。中ではシェフがピザや生パスタを作っている様子が丸見え!「BANCO」では全店舗でオープンキッチンを取り入れていて、これも食材の管理や衛生面に力を入れているからこそできるシステムですよね。
大きな窓とオープンキッチンのあるお店でおいしいイタリアンをいただこう!
お店に入って一番手前の席は、オープンキッチンの目の前。なので、注文したピザや生パスタが作られ、席に運ばれてくる様子がぜ~んぶ見られます。それぞれの席にある頭上のランプや、床のタイルも可愛い♡ここは1人での利用もOKです。
お店の一番人気の席は、窓際の4人席。大きなガラス張りから光が差し込み、気持ちいい!窓の外には、台北っ子たちがバイクで信号待ちする姿なども見られて、人間ウォッチングも楽しいです。
店の奥にある窓側の4人席。窓越しに台北で暮らす人たちの生活が垣間見られます
席はソファーなので、ゆったりくつろげます♪
席は地下にもあるのですが、この席がちょっと特別。人数に合わせて、どのようにでも移動可能なんです。
普段は少人数用のセッティングになっていますが、椅子を並び替えて最大36人まで利用できます。台北だと大人数で利用できるレストランが限られているので、これは嬉しいサービス。2、3家族で一緒に食事もできますよ♪
壁には最大75インチの大きなスクリーンが3台あるので、会社のミーティングなどのビジネス利用もできちゃいます。また、地下は貸し切りもOKなので、まるごと借りてパーティ!なんてことも可能です。
伝統の基準を満たした、ナポリピッツァ用の薪窯
お店秘伝のナポリピッツァに欠かせない薪窯
冒頭のオープンキッチンに鎮座する窯は、お店のシンボル。この窯で、「BANCO」の看板商品のナポリピッツァを焼き上げます!
この窯、なんと本場イタリアの有名な窯職人Stefano Ferraraさんに特注したものだそう!重さは2000トンで、船に載せてはるばる台湾まで運んできました。ほかの2店舗でもイタリアから輸入した窯を使用しているそうで、お店のただならぬ信念を感じます!
イタリアの窯職人Stefano Ferraraさんの名が刻まれています!
というのも、「BANCO」のナポリピッツァは本場ヨーロッパの「STG(伝統的特産品保証)」が定めた基準を満たした、正真正銘のナポリピッツァ。その基準の中には、ピザを焼く窯の条件も決められています。「BANCO」の薪窯も、この条件をちゃんと満たした、伝統製法で作られたものを輸入したという訳です。
加熱に薪を使っているのは本店ならではで、南国の台湾らしく竜眼とライチの木を使用しているそう♪また、窯は周りの空気を温めてくれるので、冬は窯の近くの席が人気だとか。台湾人って寒がりなんですよね~なんだか微笑ましい。可愛いデザインの窯ですが、中は最高450~480度にもなるそうで、たった90秒でナポリピッツァが焼けてしまうというのも驚き!
日本人にも大人気の看板メニュー、ナポリピッツァをご紹介!
ここまでお店の環境を紹介してきましたが、ここからは気になるお食事です!
窯へのこだわりでも分かったように、なんといっても一番人気はナポリピッツァ。そもそも、ナポリピッツァというのは、ピザ発祥の地といわれるイタリア南部ナポリのスタイルのピザのこと。ふちがふっくらと厚く、真ん中は薄くてしっとりしているのが特徴です。「STG(伝統的特産品保証)」では、ふちと真ん中の厚さもしっかりと決められているそうで、お店のピザももちろんこの基準に習って作られています。
たっぷりチーズにほっぺが落ちそうになる、「BANCO」のナポリピッツァ。テイクアウトもできます!
一番人気は生ハムのピザですが、この日食べたのはルッコラとチーズの「芝麻葉絲綢披薩」。女性に人気の新商品ですが、これがチーズた~っぷり、冷めても変わらない美味しさでびっくり!
それもそのはず、お店のほとんどのシェフたちはイタリアのナポリピザ職人協会が公認した、本場お墨付きのピザ職人なんだそう。また、ナポリピザの世界では2010年に世界選手権ピッツァナポレターナSTG部門で優勝した日本人シェフ、牧島昭成さんが有名なのですが、お店のシェフたちは毎年この牧島さんの元へ修行に行っているそう。さらに、お店の料理長は昨年、台湾国内のピザの大会で優勝、世界大会でも準優勝に輝き、その実力が証明されています!
伝統の基準を守って作られているお店のナポリピッツァ。どれも食べてみたい!
生パスタにリゾット、デザートなどもおすすめです♪
ピザについて熱く語ってしまいましたが、ほかのメニューにもこだわりが詰まっています。
パスタは日本から輸入した小麦粉を使った、お店自家製の生パスタです。この日食べたカラスミとはまぐりのパスタ「清炒烏魚子番茄蛤蠣生麵」は、カラスミの風味が豊かなオリーブオイルソース。カラスミがモチモチの麺にねっとり絡んで美味しい~!台湾へ来たらぜひ食べてほしい一品です。
イタリア輸入の厳選されたお米で作られたリゾット
お店のリゾットのお米は、イタリアから輸入。イタリアで1年間冷風にさらされ保存されていたことで、しっかり乾燥されるので、調理する際に味がよく入ります。このお米、台北で使っているのはミシュランレストランぐらいなのだそう!ナビが食べたトリュフソースのリゾット「奶油蘑菇松露醬燉飯」もお米の芯がしっかり感じられ、濃厚クリームのソースにキノコたっぷり♪ででした。
ジューシーでボリューム満点のチキンは、男性にも人気
「現烤蒸氣巧口嫩雞」は、天然ハーブで味付けしたチキンを、海外から輸入したオーブンで蒸し焼きにしたもの。お肉がすごくしっとりしてジューシー、焼き野菜もついていてボリューム満点です。
えびとマッシュルームのアヒージョ「油封洋菇菠菜鮮蝦+佛卡夏」は、フォカッチャがセットでついてくるサイドディッシュ。自家製のフォカッチャはモチモチで、アヒージョにつけて食べたらもう間違いなし。お酒とも相性抜群です。お店にはワインはもちろん、アサヒやサッポロなど日本のビールもありますよ!
最後にナビ一押しのデザートは、ババ「熱帶巴巴」とクリームブリュレ「布丁苦苦」。
ババとは、日本のイタリアンレストランでもなかなかお目にかかれない、ナポリの名物デザート。小さなカップケーキを、ラム酒入りのシロップにたっぷりつけこんだ、大人のスイーツです。ナビのカメラマンのイチオシで、ここに来たら絶対に食べてほしい一品♡
クリームブリュレは、スプーンですくうとカラメルソースがどばっと溢れ出します。あまーいクリーム部分と、しっかり苦みのソースの相性が抜群!お腹いっぱいでも、食べられちゃうんですよね。
環境、お料理、お値段よしの「BANCO」があなたを待っている!
気持ちのいい空間で本格イタリアンを楽しもう♪
1人でふらっと来たり、友達とにぎやかにランチしたり、はたまたビジネスやパーティ利用もOKなので、とっても便利な「BANCO」。今回紹介した八德店以外の3店舗も駅から近く、アクセスがいいのも嬉しい。どの店舗でも、本場イタリアのお墨付きのシェフと料理が、あなたを待っています。台北でイタリアンが食べたいな~と思った時、ナビが一番に押したいお店なので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!
以上、台北ナビでした。