自然の雰囲気あふれる中で、自然の恵みを抱いた最高級の台湾フルーツを!
こんにちは、台北ナビです。
以前、「聯芸埕」内にあったフルーツショップ「豐味果品」がお引っ越し。規模も大きなショップ&フルーツパーラーに生まれ変わりました!1年を通しておいしい果物がいっぱいの台湾で、手軽に台湾フルーツが楽しめるプレイスとなっています。
それでは、一足お先に堪能してきたナビのレポートをお送りします~!
「台湾のおいしいフルーツが台湾で食べられないのはおかしい!」
そんな想いがこのショップをオープンしたきっかけだというオーナーの郭紀舟さん。
優れた品質で知られる台湾フルーツですが、その中でも特に最高級品と呼ばれる大半は、日本などの海外へ輸出されているといいます。食べられるのは外国人と生産者周辺のごく一部の人たちだけ。そんな状況を打開しようと「豐味果品」が誕生しました。
「市場で売られているものとは異なる、本当においしいフルーツを多くの人に」
郭さんが考えるおいしいフルーツとは、単なる味の追求にとどまりません。生産者の作物に対する熱き想い、それが本当においしいフルーツを生み出す、と考えています。
だから郭さんは、直接生産者の元へ赴き、生産現場を見て、直接生産者の声を聞いて…この一連の人と人、心と心の関わりの中から本当においしいフルーツを選び抜いています。そうして農家から直接買い付けをすることで、高級フルーツといえども中間マージンを押さえた適切な価格で、消費者の元に届けることができるというわけです。
「土地と友好関係にあること‐それがよいフルーツを生み出す最も大切なこと」
一般に大量生産の場では、農薬を大量に使ったり、ライトで日照時間を増やしたり、不自然なことが当たり前とされているそうですが、郭さんが買い付けるフルーツは、土地とよい友人関係であることが重視されています。だからそれらは太陽の光の下、無農薬や有機栽培で大切に育てられたフルーツ。土地にも身体にも優しく、おいしさもいっぱい詰まっています!
「旬のものがイチバンおいしい!フレッシュな味を召し上がれ!」
店頭で販売されているフルーツも、パーラーで扱うフルーツも季節性にこだわっています。なぜならそれが最もおいしいから。冷凍ものを利用して季節を無視した販売を行なっている店もありますが、こちらではフレッシュなものしか扱っていません。
だから残念ながら食べたいフルーツがいつでも食べられるわけではありません。訪れたその時、その時のおいしいをお楽しみください。ちなみにマンゴーは、2017年の場合6月ごろ(早くて5月末)~になりそうだとか。楽しみです~♪
※季節性のものですので、実際のメニュー・価格は店頭でお確かめください
當季水果們 250元季節のカットフルーツプレート(イチゴ・パイナップル・ワックスアップル・グァバ・プチトマト)4月中旬の今日は、イチゴ・パイナップル・ワックスアップル・グァバ・ プチトマトの5種。
・イチゴ:甘さ控えめであっさりとジューシーな大湖産。標高750メートルの馬拉邦山で栽培されているもの。
・パイナップル:屏東産金鑽パイナップルは優しい甘さの濃厚な味。舌に残るザラつきがありません!生産者は70歳を超えるおばあちゃんだとか!
・ワックスアップル:甘くてみずみずしい、あっさりとした味。屏東枋寮産。大学院で学んだ自然科学の技術を応用して栽培中です。
・グァバ:スイカのように赤い色をした甘~いグァバ(紅心西瓜蜜芭樂)は南投水里産。かつて大地震による土石流で甚大な被害を被った土地を再開拓して栽培。キウイフルーツの10倍ものビタミンCを含んでいます!
・プチトマト:屏東九如産、無農薬有機栽培の玉女プチトマト。皮が薄く、口の中でプチッとはじけてジューシーなエキスが飛び出します!
草莓鳳梨汁 160元
イチゴとパイナップルのフレッシュジュースこちらはメニューにはなかったのですが、オーナーが今のおすすめということで作ってくれたもの。フルーツは上記同様、大湖産のイチゴと屏東産のパイナップルを使用しています。
砂糖不使用ながら、フルーツ自体が持つ甘味がさわやかな1杯。ヘルシー志向の方も納得できるはず!上品な味です~♡
その場でミックスしてくれるので、こんな風にメニューになくてもリクエストできるのもいいですね!
「自然な雰囲気をお楽しみください!」
引っ越した先も迪化街。以前の店からほんの少し北上した辺りにあります。今度のショップもこのエリアらしい街屋造り。店舗の奥には中庭があり、そちらにはガーデン席も。また2階は古い船の甲板を利用した木のぬくもり感じるインテリアとなっています。
太陽の下、あるいは木の温かみあふれる店内で、自然を感じながら自然の恵みいっぱいのおいしい台湾フルーツをいただきましょう~!きっと幸せな気分に浸れちゃいますよ!
以上、台北ナビでした。