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緑の中にたたずむ日本家屋、内部は落ち着くカフェレストランです

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移民村の時代から1970年代まで、豊田(移民村)でサトウキビは重要な農産品でした。ここには何本もの軽便鉄道が敷かれ、サトウキビの運搬に活躍していました。台九線という国道の西側には豊山村活動中心や豊田原料園区があり、東側は列車にサトウキビを積み込む場所で、ここから砂糖工場へ運ばれていました。寿豊郷で最初の砂糖工場である寿工場は黒糖生産が中心でしたが、1942年にアメリカ軍の爆撃を受け、以後サトウキビは、白砂糖の生産が中心の光復(大和)工場へ運ばれるようになりました。

「禾田野」カフェレストランは、台九線の西側に位置する80年以上もの日本家屋で、砂糖工場に携わる主任の宿舎だったそうです。この建物の裏には軽便鉄道が走り、同じような宿舎が7棟ほど並んでいたそうですが、台九線の開発と月日の推移によって、残ったのはこの建物と隣のオフィスだけ。陳羿縈さんのお父さまが2011年にこの家屋に新しい息吹を吹き込んでから、純和風の建物に惹かれ、多くの人が足を運んでいます。

レストランは洋食メインで、パスタやご当地野菜をふんだんに使ったサラダやスープほか、ワッフルや鍋料理も人気です。オーガニック野菜は花蓮が一番有名ですが、ここで使用しているのもすべてオーガニックなので安心、新鮮な野菜は甘みもたっぷり感じられます。店内は昔の低い天井を取っ払ってむき出しにさせたからか広々と開放的。四方から光も差し込み、明るい雰囲気で、居心地のいいカフェレストランです。

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2017-04-26

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供

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