台湾の文学青年に人気の雑誌「小日子」がカフェをオープン!
こんにちは、台北ナビです。
台湾はおしゃれなカフェがたくさんありますが、台湾を知り尽くした方達による、台湾の食材にこだわった唯一無二のカフェができたと聞いて行ってきました。さっそくご案内しましょう!
台湾の「小日子(シャオリーズ)」という雑誌を知っていますか?
「小日子」は2012年に創刊された台湾の文学青年たちに人気のライフスタイル誌です。書店はもちろん、雑貨店に置いてあるのもよく見かけるこの雑誌。すっきりと洗練された独特のデザインが印象的ですよね。
素敵な写真がたくさん並んでいて、パラパラとめくると台湾の空気感、豊かな暮らしを感じられます。
ナビはおしゃれな友人へのお土産として購入して帰ることも。
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美しい写真で台湾の空気感が伝わってきます。
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すごく小さくても、日々の生活の中に幸せなことがある
この記号のマークの中にも「小日子」の意味が込められているそう。
雑誌名の「小日子」は、直訳すると「小さな暮らし」という意味。
「大きなことが良いこととは限らない。そんなに大きなことをしなくても、すごく小さくても、日々の生活の中に幸せなことがある」という想いが込められているそうです。
そのコンセプトのもと、台湾の暮らしにスポットライトをあて、10名に満たない編集部の皆さんの手によって丁寧に作られています。
オフィス移転をきっかけに公館駅にカフェをオープン
その「小日子」が2015年9月にオフィスを移転。その際に、雑誌の世界観を体現したようなお店「小日子商号」をオープンしました。
場所は台湾大学や公館夜市があり、若者で賑わう公館エリア。MRT「公館」駅からさほど遠くないところにあります。
駅から向かうと細い道を抜けて左折、右側のビルの2階がオフィス、その階下にショップ、道路を挟んだ向かい側の左手にカフェ「小日子café」という並びになっています。外からでも店内がよく見えるので入りやすい印象を受けました。雑誌の雰囲気そのままの洗練されたおしゃれな外観です。
コンパクトだけれどくつろげる雰囲気の「小日子café」
カフェは明るい木目調にランダムなグリーンと暖簾が可愛らしい外観です。右側のカウンターでメニュー表を見ながら注文をするシステム。
店内はスツールが12席とコンパクトな店内ですが、木目調で暖かな雰囲気にホッとします。
実際この日も2、3人連れでおしゃべりを楽しむ方、一人でゆったりとした時間を過ごす方など皆さん思い思いにくつろいでいました。
豊富なドリンクメニュー!
ナビが伺った日は、コーヒー5種類、紅茶4種類、台湾茶3種類、フルーツを使ったソーダ飲料5種類、そして冬季限定ホットドリンク4種類と、オリジナルのドリンクメニューのみで合計なんと21種類もありました。このほかに台湾のクラフトビールもあり、豊富すぎて目移りしてしまいます!
これはナビの個人的な感覚ですが、巷のカフェは一杯100元を超えるところも少なくないように思うので、この値段設定は嬉しいです。
ドリンクメニューの名前は音楽や本の名前になっているそうですよ。例えば、日本人でも字面から想像しやすい「雙人舞舞舞」「夜空中最亮的星」など、どんなドリンクなんだろう?と想像するのも楽しいです。
メニューのデザインが「小日子」の表紙のようで可愛い!
名前も見た目も素敵なドリンクはもちろん素材や味にもこだわりあり!
並べるとさらにフォトジェニック!自然な甘み、爽快な美味しさです。
手前から「麻豆奶奶」65元、「無盡的黑色哀愁」45元、「雙人舞舞舞」65元「小日子抹茶牛奶」65元。
「無限透明的黄」は台湾産のフレッシュなパッションフルーツにパイナップルを合わせたトロピカルなドリンクです。「不可或缺的紅」はクランベリーとグレープフルーツを合わせたさっぱりジュース。ノンアルコールのモヒート「無酒也酔MOJITO」は台湾産のレモンとお店で作っているフレッシュなミント、台湾産のパイナップルジャムを合わせたスッキリした味わいです。
「麻豆奶奶」は台湾産の香り高い黒ゴマと義美食品の豆乳を合わせたヘルシーでクリーミーな美味しさ。「無盡的黑色哀愁」は薫り高い自家焙煎のアメリカンのブラックコーヒー、「雙人舞舞舞」はエスプレッソに台南の牧場で作られたこだわりの牛乳、柳營鮮乳を加えたカフェラテです。「小日子抹茶牛奶」は迪化街にある老舗のお茶屋さん有記精製の抹茶と柳營鮮乳の牛乳を使用しています。「麻豆奶奶」をはじめとして冬季限定ホットドリンクメニューが4種類ありますので寒いうちに試してみては!
気軽にサクッとも、のんびり軽食利用もできるカフェ
日が暮れてきました。のれんの模様も可愛い。
お腹いっぱいだったナビは残念ながら食べられなかったのですが、フードメニューもあります!
トーストのみ、トッピングが3種類から選べます。ナビは特に「Q嫩麻糬花生」55元が気になりました。ピーナッツバターとお餅がのっているのだそう。うわー美味しそうです!
次は絶対、小腹を空かせて再訪したいと思います。
以上、台北ナビでした。
ショップで購入した「小日子」をカフェでのんびり読むのもいいですね。
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スタッフの皆さんの笑顔も素敵!
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