大池豆包豆花豆漿店(台東県)

焼き湯葉がこんなに美味しいとは！忘れられない味となりました♪

お米の産地である池上は、好い水に恵まれています。好い水は美味しい食べ物を生み出す。というわけで、大池豆包豆花豆漿店もその好い水の恩恵を受けている店の一つ。今から50年ほど前、ここは湯葉と豆花と豆乳を作る工場でした。2010年ごろから、直売を開始。今は工場前で食べられます！

この日、自転車で向かったナビ。池上のかわいい住宅地の中に「大池豆包豆花豆漿店」の店はありました。工場兼用だけどとにかく人が多くて、観光バスまで停まっていたので、探しにくかったけど、遠目でわかりました。工場前の敷地には、テーブルと椅子があって人がいっぱい。注文票には、湯葉と豆花と豆乳(微糖か無糖)の4種だけ。どれもマストオーダーですが、ナビは湯葉と豆乳(無糖)を注文。チェックしたら、中に入って先払い。おっと、内部は圧巻です。席に座って待つのもいいですが、目の前で湯葉の製作作業が見られるんですから、写真を撮らないわけにいきません♪撮っている人も多いですが、注文したのがまだなんですけど、と入ってくるお客さんも多いです。大人気なのでしょうがないですね。伝統的な手法で作られる湯葉は、一枚一枚竹串で豆の皮をすくい、その後広げてから干します。間近に見る作業から、美味しいに違いないと確信できます。

焼き湯葉は一皿4枚。豆の香りがして、割と厚みもあるので湯葉ケーキみたい。外側は焼いてあるのでちょっとサクッ、中は柔らかくて、一口で大豆の香りがグググッときます。豆のいい味が楽しめ、お好みで醤油や辣椒醬をどうぞ。豆乳も濃い味でした。焦げた匂いはなく、大豆のいい味がします。朝の至福の時間。極上の中華の朝ごはんを食べた気分になりました。