望安島は澎湖県から船で約1時間弱で着く、人口5000人ほどの小さな島です。小さいながらもナビには印象的だったこの島。「望安」という店名を聞いたら行ってみたくなり、澎湖に着いた日の夕方、さっそく訪れてみました。入口には望安島の珊瑚宅を思わせる味わい深い郵便受けがあります。店の扉を開けると、かわいい猫がお出迎えしてくれました。
建物は1954年にできたもので、個性的な窓を持つ独特の外観を呈しています。店内前方にはカーブを描いたカウンターがあり、ステンドグラスのような窓と各所にある電灯が、かなりのリラックス効果をもたらせてくれます。奥の方には和室のような個室もありました。ナビたちは体をすっぽりと包んでくれるソファに沈みこみ、ラザニアやパスタ、更にポテトスフレを注文しましたが、これが滑らかで、おいしかった♪自慢のメニューは種類が多く、飲み物もカクテル類はじめワインなど様々。お酒を飲みながらにピッタリのサイドメニューも豊富。ナビは台湾ではあまり洋食は食べないのですが、オーナーアレンジの料理はどれも美味で、コーヒーはイタリアのLAVAZZA豆使用だったり、なかなかこだわり感があって感激でした。店内にはJAZZが流れています。
聞けば「望安」は、貴方が無事、平和、穏やかであることを祈りますというような意味で、オーナーさんが望安島の出身だから、というわけではありませんでした。いずれにしても明かりを落とした店内は、落ち着きすぎる~。澎湖でお酒を飲む場所をお探しの方、ここへ来たら思い出深い夜になりそうです。
基本情報
住所 | 澎湖県馬公市仁愛路2号 |
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住所(中国語) | 澎湖縣馬公市仁愛路2號 |
電話番号 | (06)926-5091 |
営業時間 | 14:00~0:00 |
休業日 | 年中無休 |
クレジットカード | カード可 |
日本語 | 不可 |
ホームページ | https://www.facebook.com/wangan.ph/ (中国語) |
行き方 | 馬公空港からタクシーで20分ほどかかります。 |
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スポット登録日:2016-05-05