伝統と新しさが融合した老舗レストランの台湾料理!新感覚のお料理とたっぷり野菜が魅力です♪
こんにちは、台北ナビです。
台湾料理の老舗レストランとして、地元民にも観光客にも長年愛される「欣葉」。今回は、その「欣葉」グループが若者向けに展開する台菜ダイニング「欣葉小聚今品」をご紹介します。
今回ナビが訪れた「欣葉小聚今品林口店」は、新北市にオープンした今話題の「MITSUI OUTLET PARK林口」の2階。 「欣葉小聚」は、新北市中和区のショッピングモール「環球購物中心」にも支店があります。
素材の組み合わせと盛りつけにこだわる新しい台菜
1977年に清粥小吃のお店としてわずか11卓で創業を始めた「欣葉」。料理のおいしさとおもてなしの心でお客さんのハートを着実につかみ、いまや言わずと知れた台湾料理を代表するレストランとして知られるようになりました。
「欣葉」は現在、お客様のニーズに合わせて3つの台湾料理ブランドを展開。 元祖台湾料理の「欣葉」に、101タワーの85階で繊細な台湾料理のコースメニューが味わえる「欣葉101食藝軒」、そして今回ナビが訪れた台菜ダイニング「欣葉小聚」です。
若者客を意識している「欣葉小聚」は、新感覚の台湾料理とモダンなインテリアが特徴。「伝統の味を守りつつ、若者に好まれるような素材の組み合わせや見た目にアレンジして新しい感覚の台湾料理に仕上げました。何度も試行錯誤して、メニューの開発に1年の歳月を費やしましたよ」と、メニューの開発に関わったスタッフが自信たっぷりに話します。
また、健康志向の高い若い方を意識して、メニュー全体の二割を野菜類に設定。台湾料理店ではかなりめずらしい生野菜のメニューも盛り込むなど、外食で不足しがちな野菜をたっぷり補えるような工夫も凝らされています。
ほどんどが円卓
そして、「欣葉小聚今品林口店」のもう1つの特徴は、お洒落なインテリア。元祖「欣葉」を訪れたことがある方なら、その違いにはっと驚く方も多いのではないでしょうか。
全130席の広々とした店内は、茶系ベースでシックにまとめられていてとってもモダン。円卓×円形ソファなど、中華スタイルを取り入れつつ、現代風にアレンジされています。ナビが取材に訪れた時、円卓を囲みながら楽しく食事をされているお客さん方がとても印象的でした。
まずは人気top8からの必食メニュー
三杯Q彈豬腳/豚足の三杯ソース鉄鍋炒め バジル入り(360元)
台湾料理に欠かせないメニューといえば、酒としょう油、胡麻油で味付けした「三杯」。 他店ではメイン具材に鶏肉やイカを使用することが多いのですが、こちらは豚足で勝負! 三杯×豚足のとても台湾らしいメニューです。
「たくさんの方がオーダーする人気メニュー」(スタッフ)は、コラーゲンたっぷりで味がしっかりと浸み込み、弾力も抜群。ガブリと豪快にいただきましょう。台湾バジルとショウガ、ニンニクも食べられますよ。
食べやすい一口サイズ。器や彩りにもさりげないごだわりを感じます。
吮指炸雞/鶏の唐揚げ わさびマヨネーズ添え(280元)
日本の唐揚げとかなり似ていますが、台湾の胡椒が使用されているせいか、後味がややスパイシー。
骨が取り除いてあるので食べやすく。子どもに大人気のメニュー。
カッティングボードでサーブ♪
|
|
色鮮やかで美しいアレンジです。
|
山藥果香鳥金巻/カラスミのライスペーパー巻き(360元)
台湾料理で外せないカラスミ。スライスして大根やネギといっしょにいただく食べ方が一般的ですが、こちらでは山芋、紫色高麗菜苗、メロン(!)といっしょにライスペーパーでラッピング。
メロンの甘さや山芋のシャキシャキ感が口の中で合わさり、食のハーモニーが楽しめます♪
紅麴松阪肉/豚トロの赤麹漬け揚げ(300元)
松坂豚の下あごを紅麹に漬け、さっくりと揚げた一品。お肉がやわらかく、衣はサックサク。
そして、サイドのアボカドは海苔佃煮にディップしていただきます。この見たこともない組み合わせ、目から鱗のおいしさでした!
実はレバーが大の苦手なナビですが、こちらのレバーは臭みがなく食べられました。
XO醤猪肝蘿蔔糕/レバーと大根もちのXO醤炒め(280元)
自家製大根もちとレバーをそれぞれ約1センチ角に切り、XO醤で炒めてあります。
プリッとしたレバーの食感と、モチッとした大根もちの食感の組み合わせが楽しい一品です。
こちらもおすすめ!
こちらは店頭の大鍋料理からのメニュー
欣葉肉骨茶/欣葉バクテー(180元)
胡椒がかなり効いたパンチのあるスープで、くせになるおいしさ。
ナビが訪れた日はとても寒い日で、体の芯から温まりました♪豚肉はほろほろで柔らかく、お箸でも簡単に食べられます。
薄牛時蔬沙拉/ビーフサラダ(320元)
新鮮なリーフ類にアメリカンビーフを合わせたオーソドックスな洋風サラダ…と思いきや、ゴーヤがひょっこり登場!これがいいアクセントになっていて、ナビはとっても気に入りました。
スタッフがテーブルで瓶を開け、混ぜて合わせてくれるパフォーマンスも楽しいです。
鮮果野菜沙拉/野菜フルーツサラダ(220元)
甘いヨーグルトで野菜とフルーツを和えたサラダ。
キュートな見た目ですでにテンションが上がりますが、イチゴ、パイナップル、ベビーコーン、さやえんどう、レタス、トマトなどたくさんの具材も入っていて健康管理もバッチリ!見て、食べてうれしいサラダです。
しっかりと味がついているのですが、 カリフラワーの漬け物の味のみで調味料は不使用なのだとか!
花椰菜乾炒五花/干しカリフラワーの豚バラ炒め(280元)
カリフラワーを干して漬物にしたものを豚バラ、ネギ、唐辛子で炒めたお料理。
澎湖でよく食べられる伝統的な家庭料理だそうで、漬け物のしっかりとした味付けと歯ごたえが病み付きになるおいしさです。ナビのイチ押し!
蛋煎干貝絲瓜/ヘチマの玉子・干貝柱炒め(320元)
台湾でよく食べられるヘチマと干し貝柱の炒め物と思いきや、下から半熟の卵が二つ出てきました。
やさしい味で大人には人気のヘチマですが、子どもにはイマイチ受けの良くないかわいそうなヘチマ…その打開策として子どもの好きな卵を入れたそうです。ヘチマのやさしい味に卵のまろやかさが加わって、これなら子どもも喜びそう。
鳳梨愛蝦球/揚げエビのパイナップルマヨ和え(395元)
大ぶりの”プリプリ”エビと、甘くてジューシーなパイナップルを台湾の甘いマヨネーズで和えた台湾料理の定番。
トッピングのナッツとレーズンが味に深みを出し、旨味がアップ。子どもも好きな事間違いな~し!
蛋酥炒蘿蔔/大根と揚げ錦糸卵の炒め(260元)
千切りにした大根とカリカリに揚げた卵の炒め物はシャキシャキとした食感で、青唐辛子のピリリ感がいい感じ。
箸休めにぴったりの一品です。
ネギとしょうがポイントなので、忘れずいっしょにお口へ~!
豆油鮮魚片/タラのしょうゆ煮付け(380元)
日本人好みのしょう油ベースでしっかりと味付けされたタラは、ご飯がどんどん進みます。
皮もパリパリで美味なので、ぜひそのまま召し上がってみてくださいね♪
地瓜飯/サツマイモのご飯(30元)
大きめにカットされたサツマイモはとにかく甘くて、美味!
台湾が誇るサツマイモのおいしさを実感できるご飯です。
手工焦糖布丁/ホームメード 焼きプリン(80元)
濃厚で、どこか懐かしい味のするプリン。
このお店でしか食べられない貴重なメニューなのだとか。
寶島季節冰/シーズンフルーツのかき氷(大サイズ420元、 小サイズ280元)
出てきた瞬間、その圧倒的な大きさにびっくり驚いたかき氷!写真は、ナビがいただいた6~8人分もある大サイズです。
抹茶×小豆の宇治金時に、パパイヤを砂糖で煮詰めた濃厚なジャム、芋圓、プリンがトッピングされています。トッピングはすべて自家製でとってもやさしい味で、台湾と日本のコラボが楽しめるかき氷です。
老舗らしい「おもてなしの心」がうれしいレストラン
飲食店がひしめく「MITSUI OUTLET PARK林口」
「MITSUI OUTLET PARK林口」には実にたくさんの飲食店が入っていて、まさに食の激戦区。にもかかわらず、ナビが訪れた平日のお昼、「欣葉小聚今品林口店」の広い店内はほぼ満席という盛況ぶり!週末はさらに混雑するそうなので予約が必須です。
伝統の味を守りつつ、新しさをプラスした台菜ダイニング「欣葉小聚今品林口店」。老舗らしい丁寧な接客態度で、新感覚の台湾料理がより一層おいしくいただけることでしょう。みなさんもぜひ訪れてみてくださいね。
以上、台北ナビでした。