糜家荘 吉林店

糜家莊

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台北でお粥の美味しいお店と言ったら“糜家莊”!

お店の外観と看板 お店の外観と看板 お店の外観と看板

お店の外観と看板

こんにちは、台北ナビです。台北通も足繁くゲストを連れて通うというお粥屋さんに行ってきました。地元の人たちはスクーター横付けにお持ち帰りをし、日本人の駐在さんたちは同僚などと訪れ、観光客はガイドブック片手にお店を探して入ります。そんなみんなに愛されるお粥のお店、ご紹介します。

MRT「行天宮」駅ができたことで行きやすくなりました!

以前はバスかタクシーでのアクセスだった場所ですが、2010年にMRT行天宮駅が開通したことにより行きやすくなった“糜家莊”。オレンジ色のライン・中和新蘆線の行天宮駅出口1を出て右へ、民生東路二段を進行方向にそのまま進むと、少し幅の広い吉林路があります。その両角に台湾の生活雑貨、ばら撒き土産に最適な面白雑貨を扱う「勝立生活百貨」とハイセンスな火鍋店「這一鍋」。そこを右折して少し歩いた左側に黄色い看板のお店が見えてきますよ。周りには夜遅くまで営業しているマッサージ屋さんや居酒屋さん、林森北路よりもう少しカジュアルで夜のにぎやかな街の一角になります。
ここが入り口です、夜のネオンがキラリ~ ここが入り口です、夜のネオンがキラリ~

ここが入り口です、夜のネオンがキラリ~

吉林店と市民店の2店舗があります

2階のテーブル席

2階のテーブル席



今回お邪魔したのが本店となる吉林店。“糜家莊”はもう1店舗あり(市民店)、東区のMRT「忠孝敦化」や「國父紀念館」から徒歩圏内、市民大道四段の上に快速道路がはしる高架下の脇にあります。両店とも基本的なメニューは同じですが、吉林店ではセットメニューが、市民店の方には火鍋があるそうです。雰囲気は、2フロアーのカジュアルでテーブル席の多い吉林店に比べ、市民店は個室を設け、故意に照明を少し暗くした大人な雰囲気の店舗になっています。こちらの店舗は人数により個室を確保してくれるそうなので、先に予約するのがベストです。
吉林店は高校生、大学生、カップル、ファミリー、年配の方まで訪れるお客さんの年齢層が幅広く、ナビが行った日も大学生かと思われる団体さんが来ていました。そしてお隣のテーブルには、小さなお子さん連れの家族+お友達のグループ。人数により、テーブルの位置をアレンジして対応してくれるのが嬉しいです。
お粥を待っています!と言わんばかりのテーブルセッティング

お粥を待っています!と言わんばかりのテーブルセッティング

1階のテーブル席

1階のテーブル席

吉林店のセットメニュー

吉林店のセットメニュー

店内にある「粥」の看板

オーナーは以前、月給20万円ほどのカラオケの代客泊車(お客さんの車を駐車場に停めに行く係)をしていましたが、試行錯誤を重ねたおかげでお粥のお店が成功して報酬は何十倍にも増えたようです。去年の秋頃に新しく取り付けたというインパクトのある「粥」の文字は、オーナーが思いを込めて作ったようで、台湾の人気グルメ番組の取材が入った時には間に合わなかったんだよ~。とマネージャーさんがとても残念がっていました。ちなみにマネージャー個人のフェィスブックのバック画像はこの「粥」の看板が使われています。
店内入口すぐ左側の壁に掲げられた「粥」!

店内入口すぐ左側の壁に掲げられた「粥」!

店名に使われている「糜家」の字もお米を意味します

店名に使われている「糜家」の字もお米を意味します

お粥のSOP(レシピ調理手順)があります


お粥の種類は全部で10種類。メニュー名の横に付いている(Hot)は、お店のオススメの料理の意味です。ナビは一瞬、温かいお粥と冷たいお粥があるの?と思ってしまいました~。

トップ3は、3位が豚リブ入り「宮廷排骨粥」、2位はカニ入り「鮮蟹粥」、そして1位は、シイタケと鶏肉入り「北姑滑雞粥」。お米は研究を重ね選ばれた台湾産「珍多米」や「長糯米」など4種をブレンドして使用しています。それぞれお粥メニューは、ひとつひとつお米を入れる順番や煮込む時間が違います。オーナー自身が作り出したSOP(レシピ調理手順)を各店舗の料理長に伝授し、作られているのです。
* 北姑滑雞粥 大(4~6人前)570元/小(1~3人前)370元
写真は小になります。運ばれてきた時、想像していたよりもかなり大きな砂鍋だったので、大はどんな大きさなんだろう?と思いましたが、同じ砂鍋で、中に入ってくるお粥の量が異なるとのことでした。お粥には身体が温まる効果の漢方薬以外の調味料は使っていませんので、シイタケと鶏肉の旨味を味わえます。熟慮してあるのが納得できる、とてもコクのあるお粥でした!
北姑滑雞粥/小370元 

北姑滑雞粥/小370元 

やくみは左から豆腐乳、ネギ、ザーサイ。お好みで入れてくださいね

やくみは左から豆腐乳、ネギ、ザーサイ。お好みで入れてくださいね

シイタケと鶏肉の旨味の効いた、とてもコクのあるお粥

シイタケと鶏肉の旨味の効いた、とてもコクのあるお粥

ベジタリアンの方用に、きのこ類のみの「煲菇粥」もあります。鴻喜菇(しめじ)、杏鮑菇(エリンギ)、秀珍菇(台湾産ヒラタケ)、北菇(しいたけ)、巴西蘑菇(ブラジル産アガリクス)の5種が入っています。

新メニューはこちらです

3ヶ月に一度、新メニューを投入しているそうです。
*XO醬翻滾吧!!蝦球 320元
コレのみ、びっくりマークがふたつも付いて勢いのあるメニュー名。何か意味があるのか聞いてみたところ、お客さんの元に運ばれた際に上にのった自家製のXO醬とエビや野菜を絡めてくれます。そのまま食べても美味しいですが、熱々の料理が目の前で調理されると余計に美味しさがプラスされます♪しっかりと噛み応えのあるエビにフクロダケ、ヤングコーン、人参などが入ってバランスもいいです。
目の前で熱々を手際良くササっと絡めてくれるというパフォーマンス 目の前で熱々を手際良くササっと絡めてくれるというパフォーマンス

目の前で熱々を手際良くササっと絡めてくれるというパフォーマンス


* 陶鍋牛肉煲 280元
このお店で牛肉を使ったメニューが初登場~!シャッキシャキのネギと味の染み込んだ牛肉がよく合います。日本のすき焼きのようなお味でした。

アルコール類+おつまみ+開胃鍋



アルコールは冷酒とバドワイザーがあります。「台湾ビールはないんですか?」とお客さんからリクエストはないですか?と、確認してみたところ「ありますよ。前にあるコンビニに買いに行きますよ」と。台湾らしくゆる~い感じがナイスです(笑)。アルコールではないですが、中国の人気歌番組のスポンサーもしている「加多寶」という健康茶もあり、台湾でいう青草茶のような感覚のドリンクです。
「加多寶」パッケージは去年までの赤から、今年ゴールドにリニューアルされました 「加多寶」パッケージは去年までの赤から、今年ゴールドにリニューアルされました

「加多寶」パッケージは去年までの赤から、今年ゴールドにリニューアルされました


*芋絲不掛 130元
おつまみに最適なのが千切りタロイモチップス。手で千切りしているので太さは多少異なります。あたたかくても、冷めてもサラッと塩味が効いてカリッカリです。
唐辛子とネギが彩りを引き立てます 唐辛子とネギが彩りを引き立てます

唐辛子とネギが彩りを引き立てます




開胃鍋はメインの前にいただく前菜の鍋ヴァージョン。お粥が出来上がるまで少し時間がかかるのでそれまでスープをお楽しみくださいというメニューです。
エビとしじみがグツグツしていて美味しそう!

エビとしじみがグツグツしていて美味しそう!

統括マネージャーの小寶

今回オーナーがお忙しいということで、ピンチヒッターでいろいろお話をしてくれたのは、統括マネージャーの涂崔賓さん。名前の「賓」の字が、宝の「寶」に似ているので小寶(シャオバオ)と呼ばれているそうです。お店にいるときは「お客さんとコミュニケーションを取るのが楽しくてしょうがない。お客さんというよりも大切な友達だと思って接しています」と。ナビたちにもあれこれさりげなく細やかな気遣い。少しやんちゃな風貌だけれど、かなりのしっかり者でした。
インドネシア×台湾のハーフでとってもフレンドリーな方 インドネシア×台湾のハーフでとってもフレンドリーな方

インドネシア×台湾のハーフでとってもフレンドリーな方

たくさーんの台湾芸能人も訪れています。最近ではモデルの蔡淑臻さんと李沛旭さんも来店したそうです たくさーんの台湾芸能人も訪れています。最近ではモデルの蔡淑臻さんと李沛旭さんも来店したそうです

たくさーんの台湾芸能人も訪れています。最近ではモデルの蔡淑臻さんと李沛旭さんも来店したそうです

水蓮菜の炒め物や特製スペアリブ、中身はどんな味が出てくるかお楽しみの揚げパンアイスクリームもオススメとのことなので、次回は是非それも食べに行きたい!と思いました。

以上台北ナビでした。

記事登録日:2016-02-02

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2016-01-19

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