馬公空港から車で約5分のところにある海鮮レストラン!
こんにちは、台北ナビです。
澎湖には数え切れないほどの海鮮レストランがあり、どこに行こうかなぁと迷ってしまいます。今回ご紹介する「阿霜小吃部」は馬公空港から車で約5分のところにあり、旅の締めくくりにぴったりな立地。
お客さんがひっきりなしに訪れる隠れた人気店を味わってみたいと思います。
口コミだけでこの人気!
店内は70人まで収納可能
お昼12時頃に到着したナビ一行。中に入ると席に余裕があるのかと思いましたが、すべて予約で埋まっていました。予約なしで訪れてくる方たちも多く、予約の電話もしきりに鳴っていて、店員さんも大忙し。予約がない場合は待ち時間がかなりかかるので、予約されることをオススメします。
忙しいはずの店員さんですが、元ガイドということもあり、お料理を運んで来る度に冗談を飛ばし、雰囲気作りもしてくれます。店主の趙葉玉霜さんはというと、台湾の伝統的な厨房で黙々と料理を作っています。メニューに値段はなく、量と人数、その日の仕入れ値で値段を決めます。お料理を予約&注文する際には、まずこちらの予算と人数を伝え、分量を調節してもらいましょう!そうすることで、個人旅行でも安心して食べられることができます。
この看板だけがお店への目印です
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友達の家に入っていくかのような入り口
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見た目はフツー、食べれば納得の新鮮海鮮
お店の外観、内観から見てもわかるとおり、全く着飾ることをしない阿霜小吃部。もちろん出されるお料理も正直見栄えはぱっとしません。でも、口に入れた途端なんじゃこりゃ~の感動!
毎朝市場へ買出しに行き、その日のうちに売り切ります。食材が新鮮なことに加え、添加物、香料は一切使用しません。THE澎湖海鮮料理が良心的なお値段でいただけますよ。
沙拉小管(ゆでイカ)
イカを茹でた後、すぐさま氷で冷やすことで、甘みをイカに閉じ込めたゆでイカ。台湾マヨネーズが添えられていますが、イカ本来のうまみを感じるためにもまずはそのままで試してみてください。しっかりとした噛みごたえで、滋味豊か!このイカを食べるだけでこちらのレベルの高さが感じられます♪
生魚片(お刺身)その日、お刺身に最も適した魚を見繕ってくれます。この日は紅魽鰺(カンパチ)と海鱺(スギ)でした。カンパチは脂が乗っているイメージでしたが、こちらのものはあっさりさっぱり!スギも身が引き締まっており、味はカンパチに似ていましたよ。
うに~~~~!!!
澎湖で是非食べたいお料理といえばコレ!待っていました~♪タマゴより「うに」が多いんじゃないかというくらい太っ腹な「うに」の量。「うに」独特の臭みやにおい、苦味もなし!磯の香りをまとった甘い「うに」がタマゴと混ざりあうことで絶妙のおいしさをかもし出しています。
幸せ~☆とつい声を出してしまったほど、感動するおいしさです!
大蝦(えび)
メニューには大蝦と書かれていますが、そこまで大きくありません。身が皮から剥けやすいのがありがたい!ぷりっぷりの食感とえび本来の甘みが病みつきになっちゃう一品です。
花枝丸(イカ団子)手作り感が感じられるイカ団子は洗練されていないものの、家庭の味がします。弾力のあるイカ団子を思い切って噛むと口に広がるイカのうまみ!こしょうもなかなか効いていて、思わずビールが飲みたくなってしまいます。
南瓜米粉(かぼちゃビーフン)澎湖料理の代表格!ナビはいくつかかぼちゃビーフンを食べたことがありますが、こちらはかぼちゃの量を少なくしている代わりに、海鮮が多く入っているのが特徴的。かぼちゃ海鮮ビーフンと改名した方がいいんじゃない?というくらい海鮮の味をよく吸ったビーフンは美味!オススメです。
酸瓜蒸魚(季節の魚と酸瓜の蒸し料理)澎湖名物の漬物「酸瓜」と季節の魚を蒸したお料理。酸味の中に甘みを感じられる酸瓜とその日の魚「細鱗石鱸(コロダイ)」の組み合わせはあまり食べたことのない味です。淡白な味のなかにうまさ・甘みがぎっしりつまった稀有なお料理!残った汁は白ご飯と混ぜて食べるのもいいそうです。
味噌魚湯(魚入り味噌汁)
魚の味がよく染み出ていている甘めのお味噌汁です。この日の魚は邵氏寒鯛(シロクラベラ)でした。聞きなれない魚なので調べてみると、日本国内では沖縄の特産魚であり、高級魚のひとつとされているそうです。
絲瓜(ヘチマ)あさりと一緒に炒められたヘチマ。あさりの汁をよく吸ったヘチマは美味~!澎湖のヘチマはほんと甘いんですよね!
かぼちゃビーフンもおいしかったなぁ…
今回ナビが注文したお料理にはすべて何かしら海鮮が入っていて、まさに海鮮づくし!お腹に余裕さえあれば、人気だという炒飯(チャーハン)も頼んでみたかったなぁ…と次回の目標もできちゃいましたよ~。
以上、うにタマゴの味が忘れられないナビがお届けしました。