台湾の暑い夏を越すには、「黑岩黑砂糖刨冰」の黒糖かき氷がかかせない!
こんにちは、台北ナビです。
台湾の夏は日本に負けず劣らずとても暑く、湿度も高いですよね。 そんな暑い日にはやはり冷たいスイーツでほてった体を冷やしたいという方も多いのでは? ということで、今回はMRT「行天宮」駅からすぐ近くにある「黑岩黑砂糖刨冰」へ行ってきました。
初めてでも見つけやすい立地!
暑い中、お店を探して見知らぬ土地を長い間歩くのは嫌ですね。ですが「黑岩黑砂糖刨冰」は初めて行く人にも、 とてもわかりやすい場所にあるので安心です!
MRT中和新蘆線の「行天宮」駅を下車、 出口4を出て3分ほど錦州街を西へ進みます。 松江市場を左へ見たまま進んでゆくと、 白地に黒のかわいらしい字で書かれたお店の看板が見えてきます。
お店の入り口はこんな感じ。注文待ちのお客さんが並んでいます
お店の周辺は日用品雑貨のお店やお菓子屋さん、 フルーツ屋さんなどが多くあり、昼間からとても賑わっていました。
夜になると道沿いに小さな屋台も出て、ひときわ賑わいを見せるようです。 ちなみに「黑岩黑砂糖刨冰」の向かいには日本式のしゃぶしゃぶ屋さん、左隣には美容院がありますよ。
目移りして選べない!黒糖かき氷にぴったりの種類豊富なトッピング
全部で25種類ものトッピング!
かわいい看板を目印にお店にたどり着くと、 まずトッピングの種類の豊富さにびっくり! このお店には25種類ものトッピングが用意されていて、 毎日店主さんの手作りだそうです。
中には日本人になじみの深い紅豆(あずき)や湯圓(白玉団子)から 薏仁(ハトムギ)や桑葚果醬(桑の実シロップ)などの珍しいもの、 また店主さんおすすめの黑糖粉粿(黒糖ゼリー)までとにかく種類がたくさん! その中から4種(55元)、または6種(70元)または8種(80元)カスタマイズできます。 これだけたくさんあると目移りしてしまいますね~。
メニュー表は日本語も対応しています。
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固形のトッピングとシロップのトッピングがあります。
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お店のメニューは大きく分けて 冰品(黒糖かき氷)、季節水果冰(季節のマンゴーかき氷)、豆花(豆乳で作ったプリンのようなもの)、飲み物の4種類。季節水果冰は5月~8月限定なので注意が必要です!
メニューはすべて、涼しい店内でいただくこともテイクアウトすることもできます。 テイクアウトする場合には使い捨ての紙容器に 氷→たくさんの具→氷の順で入れ、 専用の蓋をしたあとに袋に入れて持たせてくれます! トッピング盛りだくさんでも、持ち運びに便利ですね。 そんなところにもお店の人の優しさが伺えます。
黒板に書かれたメニュー表もかわいい!
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夏季限定メニューの案内
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店内で食べる場合もテイクアウトする場合も先に列に並ぶよう書かれています。親切ですね~
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テイクアウトする際はこの容器に入れてくれます。
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お店の入り口や店内には 日本の旅行雑誌記事がたくさん貼られていて、 天井はガーランドで可愛くデコレーションされていました。 白い壁に統一感のあるデコレーションが素敵!
席はテーブル席とカウンター席があり、全部で35席ほど。
ゆったりとした雰囲気の店内はとても居心地が良く、ついつい長居してしまいそう~。 また、男性ひとりで来店されている方もたくさんいらっしゃいましたよ! (最近はやりのスイーツ男子?!)もちろん女性のお客さんもたくさんいらっしゃいました!
心地よい雰囲気が幅広い層のお客さんを呼び込むのかもしれませんね。
店員さんはみなさん親切。こちらオーナーさんです
店員さんもとても親切な方ばかり!
対応は中国語と英語ということでしたが、 お店の入り口には日本語表記のメニューがあるので、指差し注文でもオッケーです!
開店前に運ばれてきた黒糖入りの氷の塊!大切に袋に入っています
ナビたちは、芒果牛奶冰(100元)と黒岩八寶冰(80元)を店内でいただくことにしました。
黒岩八寶冰のトッピングは、 黑糖粉粿(黒糖ゼリー)、紅豆(あずき)、縁豆(緑豆)、花生(ピーナッツ)、 湯圓(白玉団子)、葡萄椰果(ぶどうナタデココ)、桑葚果醬(桑の実シロップ)、百香果醬(パッションフルーツシロップ)の8種。
黒糖味の氷が削られていきます。ドキドキ…
わくわくしながら待っていると、 店員さんが2人がかりですばやく準備してくださり、 あっという間に運ばれてきました。
お皿いっぱいに盛り付けられたかき氷は迫力満点!
台湾のかき氷は具が氷の山の中に入っていることが多いんですよ~☆ 氷を盛った皿にたくさんの具を入れ、さらにその上に氷をかけてくれます。
お好みで練乳をかけてください!
このように氷のかかった状態で提供されます!
中にはこんなにたくさんのマンゴーが隠れています。
まずは芒果牛奶冰をいただきます!
シャリシャリの黒糖味の氷は 想像していたよりも甘すぎず食べやすいお味。 そしてやっぱり台湾の夏のマンゴーは絶品でした。
店頭で今の時期に提供されるマンゴーを見ることができます
マンゴーの種類は『愛文』と『金煌』のどちらかで、 愛文の時期が終わり次第、金煌に変わります。 ナビが伺った時期に提供されているマンゴーは『金煌』でした。
愛文と比較すると大きく、さわやかな甘みが特徴的! 香りと甘味は愛文ほどではありませんが、 さわやかな甘みゆえにいくつでも食べられてしまいます!!
収穫されてから提供まで一度も冷凍されないので、甘みが失われないんですね。 こちらのメニューは季節限定のものなので、夏場に訪れた際は要チェックです!
こちらもトッピングの上に氷がかかり、さらにその上にシロップがかかった状態で提供されます。
今にもこぼれ落ちそうなほどのトッピング!
次に黒岩八寶冰をいただきます!
トッピングが8種類も乗っているのでボリューム満点でした~。
どのトッピングも黒糖と相性バッチリでしたが、 その中でもナビの一番のお気に入りは「黑糖粉粿(黒糖ゼリー)」!強いて言うならわらび餅のようで、 独特のモチモチの食感がクセになりますよ~。
また、お好みで練乳のトッピングも可能です!
そのほかには「縁豆(緑豆)」や「花生(ピーナッツ)」も デザートのトッピングには珍しいものだと思いますが、 どちらも甘さ控えめで食べやすかったです。
こちらも訪れた際にはぜひチェックしてみてくださいね。
以上、台北ナビでした!