人気の理由は、ボリュームたっぷりの豊富なメニューとゆったりくつろげる店内の心地良さ!
こんにちは。台北ナビです。
台北の中山北路と言えば、ウェディングストリートが有名です。大きくて華やかなショーウィンドウに飾られた真っ白なドレス、うっとりしますね~。そんな大通りの一本奥に入った路地の角に聳え立つ3階建てのおしゃれな外観のココ。その建物も大きく窓が作られ、外からキラキラとした装飾が見えるので、ウェディングショップのような雰囲気です。常に予約でいっぱいのお店だと聞きつけたので、興味シンシンで潜入してみました。
可愛らしい店名の由来は?
チャーミングでキュートなオードリーヘプバーンが1階に飾られていました
お家とフォークとスプーンがトレードマークとなった可愛らしい看板。そこに書かれた「Sabrina」の文字。誰かの名前なのかな?と思い、聞いてみましたよ。これはオードリーヘプバーンの1954年のロマンティックコメディー映画「麗しのサブリナ」の主人公の名前(紗汀娜・サブリナ)から付けられています。かなわぬ恋に悩む娘を心配した父親が娘をパリの料理学校に留学させる、そこで主人公のサブリナが自分自身を磨き、美しくなってアメリカへ戻ってくるという内容。オーナーがその主人公の姿に共感し、その精神を自分に照らし合せたのだとか。そしてHouseは英語のハウスの発音と中国語の好食と掛け合わせて「Sabrina HOUSE 紗汀娜好食」となりました。なるほど。店名の由来を聞くとますます素敵な響きで印象深くなります。
結婚写真のロケーションにもなっています♪
1階の大きな窓から教会がバッチリ見えます。
ウェディングストリートの中山北路からすぐの路地にあり、隣に教会もあるということからか、ロケーションの良いココは結婚写真の撮影地にもなっています。平日のオープン前の朝9時から10時までの間でなら撮影が可能。きっかけは結婚写真屋さんから「撮影できますか?」と問い合わせが何件かあったため、開放することにしたそうです。台湾で結婚写真を撮りたいと思っている方は、お店に問い合わせてみるのも良いかもしれません。
オーナーが各国を食べ歩いて開発されたメニュー
一品一品、ボリュームたっぷり!
ナビたちが席について目に付いたのが、何冊もある厚みのあるブック型のメニュー。開いてみるといろんなジャンルの料理写真が載っていました。ここは何料理がメインになるのですか?と聞いたところ、ヨーロッパ式もアメリカ式もあり、異国料理になりますねと店長の邱さん。オーナーがアメリカやフランス、イタリアなどを食べ歩きしてメニュー開発をしているとのこと。なので、見た目にも豊富なレパートリーが揃うのですね。オーナーはキッチンにいてシェフたちと一緒に料理の腕を振るっているそうで、はずかしがり屋なのでということで姿を現してはくれませんでした。世界を食べ歩く女性オーナー、お会いしてみたかったです。
では美味しいメイン料理を紹介していきましょう!
食べる前からわくわくするヴィジュアル
* 法式烤牛肉班尼迪克餐 330元マフィンの上に、ニュージーランド産の牛肉と黄身がトロリととろけ出すポーチドエッグがのっています。少し酸っぱく感じるかもしれないですが、卵自体のにおいを抑えるため、ポーチドエッグに酢が入っています。付け合わせのポテトもカリッと揚げられ、台湾では不足しがちな生野菜サラダもレーズン入りで、こんもり盛り付けられています。このブランチメニューには、ドリンクが2杯付いているのも嬉しいです。
* 碳烤透抽日式味噌義大利麵 250元噛みごたえのある丸ごとのイカが入った味噌味のパスタ。味噌?と思うかもしれませんが、控えめなのであっさり味わえます。さやえんどうのシャキシャキとパスタがとってもマッチ!プラス120元でパン、スープ、ドリンク、デザート付き。プラス150元でパン、セレクトスープ、サラダ、ドリンク、デザート付き。