小さなかわいいショップでいただく懐かしのヘルシースイーツ
こんにちは、台北ナビです。
中華スイーツ杏仁豆腐はみ~んな大好き♪台湾では大きめなレストランで出会えることが多いデザートですが、専門店は数少ないのが実情。ちょっぴり豆花店に押されている感じです。今日は、そんな杏仁豆腐、そして杏仁豆花がいただけるかわいいショップ「夏樹甜品」におじゃましました。
今日ナビが訪ねたのは迪化街にある「大稲埕店」です。ここは迪化街の北側に当たり、最寄り駅はMRT「大橋頭」。駅からテクテクテクと歩いて行くと10分ちょっとで到着です。周辺ショップになじむようにして造られた、小さくてさりげないお店。小さな丸い看板と手仕事風の立て看板を目印にしてくださいね。
脱力~!のレトロかわいい店内
ショップはドアのないオープンスタイル。だから中もよく見えて、入りやすい雰囲気です。昔ながらの石の床や2トーンで塗られた壁、そんな主張し過ぎないレトロさがステキ!がんばりすぎてない感じが、より居心地をよくしてくれます。
店内は2人用小さなテーブルが4つと壁に向かうように備え付けられたカウンターテーブルのみ。11人も座ればたちまち満席になってしまう小さな店です。けれど、みんなサクサク~っと食べてさぁ次へ、といった感じ。チラッと覗いてみて人がいっぱいだったら、周辺をぐるりと散策してからまた覗いてみるといいかも。
スイーツショップというより甘味屋さん、といった雰囲気
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おひとりさまでも入りやすい!
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懐かしのママの味
こちらはオーナーの江さんご夫婦により切り盛りされています。
この「大稲埕店」は2013年にオープンしましたが、元々は台北市のおとなり中和で2010年にスタート。その後、台北市内に店舗を広げていきました。店名の「夏樹」とは2人のお子さんの名前から取ったそうで、子供たちにシンプルな天然ヘルシーおやつを食べさせたい、という思いから始まったそうです。これこそ世界共通のママの想い。そして、それが杏仁豆腐っていうのがなんとも台湾らしいですね~!
メインのスイーツ、そして店頭に並ぶトッピングまでもが手作り。店の奥にある厨房で手作業で行なわれています。天然素材だけを使用し、添加物や防腐剤等は一切加えていません。だから見た目はちょっと地味な印象を受けるかもしれません。けれど、そこがまたいいんです。自然な照りをだす小豆・・・おいしそう!レトロな雰囲気ただようこのエリアにピッタリなスイーツです。
メニューは杏仁系を中心に、雪花冰(ミルクカキ氷)・ドリンクなど。とびきりたくさんではありませんが、割と充実しています。どれも気になるものばかりでナビも悩んじゃう~。今日は江オーナーおすすめの3つをいただきました!
紅豆杏仁豆腐 (冷) 70元 ※杏仁豆腐シリーズ
杏仁ミルクの上にぽっかり浮かんだ杏仁豆腐、その上に小豆をトッピング。小豆は台湾の名産・萬丹産。甘さ控えめで日本のものに似ているかな?杏仁の香りが口の中にふわ~っと広がり、優しい味にホッ。
また、温かい(熱)杏仁豆腐もおすすめ。こちらは薄くカットされモチモチタイプ。冷たいものとはまた違った食感が楽しめます。同じ杏仁豆腐なのにちょっぴり不思議!
白木耳杏仁豆花(冷) 70元 ※杏仁豆花シリーズ
こちらは白きくらげ入りの豆花。きめ細かくふるふるとした豆花は、ほんの~り杏仁テイスト。その柔らかい食感と白きくらげのとろっとした感じがベストマッチ。とぅる~~ん、と食べやすいんです。白きくらげは美肌にもよいそうです。女子必食スイーツですね!伝統的な砂糖シロップの中に入っています。
杏仁豆腐冰 100元 ※雪花冰シリーズ
(杏仁冰+好きなトッピング2種+杏仁豆腐)
杏仁ミルクを凍らせたカキ氷うっすらと杏仁味。口の中でふわっと氷が溶けるとが優しい味が広がります。杏仁豆腐もトッピングされているので、2つの異なる杏仁テイストが味わえちゃうお得な一品。ショーケースの中から好きなトッピングを2つ選べます。
支店もあります
ここ「大稲埕店」の他にも行天宮の近くに「農安店」、内湖に「三軍總醫院内湖院区」と2つの支店があります。特に「農安店」は参拝後の休憩場所として使えそうですよ。要チェックです!なお、住所・営業時間等の詳細はショップのHPをご覧ください。
以上、台北ナビでした。