明星珈琲館 一口のストーリーを

旅行の時期 2016年02月

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今日、久しぶりに台湾人の友達に会った。話をしようと思って場所を探して、この間ネットで評判のいい「アストリアカフェ」を思い出したら、すぐあそこへ向かった。城中市場にある城隍廟の向こう側にあり、アーケードは道端の屋台に占められているが、見つけにくいわけじゃないと思う。一階はベーカリーで、二三階はそのカフェだ。
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人がたくさんいるが、運が良くて窓側の席を取って、ラテとロシアソフトキャンディーを頼んだ。ラテの見た目はごく普通に見えて、一口を飲んでみたら、意外と飲みやすく、今まで一番飲みやすいラテだと思った。ミルク味は濃くて、コーヒー自身の香りもそのまま残っていて、つい一気に飲み込んで、二杯目を頼んでしまった…。
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ロシアソフトキャンディーも私を驚かせた。来る前にそれがアストリアの名物だと聞いたが、出してくれた時はもちか何かの物だ思って、とにかく飴とは思えなかった。その食感がとても良くて、中にはアーモンドなんかのようなナッツが入っている。それに、隣の人もロシアソフトキャンディーについて話していた。その内容によると、昔、台湾の総統家族の好物だったそうで、特に蒋方良がすごく気に入った。そう言われたら、自分がレベルアップしたようだ。
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さらに、今日はなんとオーナーの簡静恵さんと出会えて、超ラッキーだと思っていた。もちろんそんなチャンスを逃す訳にはいかなく、簡さんと話していた。この前ネットでアストリアの歴史を見て少しわかったが、やはり本人から口にしたこととは違って、イキイキしていた。アストリアは上海から転々と台湾に来て、ロシア人との絆や、ここでも偉くかつ代表的な台湾の文学家を培ったことを、簡さんが詳しく話してくれた。その後、コーヒーをもう一口すすり、歴史も、物語も味わえた。最後、に定番の写真も忘れなく、簡さんと一緒に撮った。
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アストリアで午後を過ごして、グルメのほか、ここの物語も見に染みて、文学少年じゃない私も知性的に見えるようになった。ここで友達と話し合うのが人生の醍醐味じゃないか!帰る時も忘れずに下のベーカリーでロシアソフトキャンディーを買った。
関連タグ:台北

記事登録日:2016-03-06