SPAル-ムに泊まって、 極楽SPAを満喫しました…
こんにちは、台北ナビです。台北市内のリージェントホテル内にある「沐蘭SPA」をご存知ですか?台湾東部の宜蘭に初めての5スターホテル「晶英酒店」が出現し、その中にも「沐蘭」が、と聞いて早速行ってみることに。が、ここの「沐蘭」は台北のそれとはちょっと違ったんです。コース内容はほとんど同じ、価格は台北より安いんですが、なんとSPAルームに宿泊ができるというのです!一般の客室に泊まってSPAで施術というのが、ホテル内SPAでは当たり前だったのが、なんと一石二鳥!ナビは客室の予約を丁重にお断りし、ぜひ!SPAルームに泊まらせてください!と申し出たのです。
宜蘭へ行くには
台北から宜蘭へは1時間強。そうです!あの有名な観光地九份や烏來よりも近いのです!台北のリージェントホテルからは直通のシャトルバスもあり、まさにドアtoドア感覚で、あっという間に宜蘭の「晶英酒店」へ着いてしまいます。ホテルが入っている建物の1F~4Fは「新月廣場」というショッピングモール。周辺には、温泉、国立伝統芸術中心、亀山島…と観光地もいっぱい。観光ついでにSPAあるいはSPAメインでプラス観光、いずれにしても日帰りはもったいない、ぜひ泊まってみてください!
独立したひとつの建物
建物の6Fがホテルのロビー、レストランもすべて6F。きれいな中庭があって、その向こうに豊華会(Club LeFoon)と沐蘭SPAがありました。沐蘭SPAは、営業時間の10:00~22:00は、中庭を突っ切ってホテルやショッピングモールと行き来することができますが、宿泊をして時間外の外出をする場合は、7Fからの出入りになります。「沐蘭」宿泊用のSPAルームは7Fで、全6室。SPAのみの部屋は6Fで5室、受付も6Fにありました。
お部屋を拝見
この部屋が今回ナビ宿泊のSPAルーム、広い…ちょっと走ってみたくなるほど。自分の部屋もこのくらいの広さがほしいなあ。玄関口があってすぐ目の前にもう一枚のドア、そこを開けると天蓋のかかった大きなベッド。これは睡眠用のもの。右にはポット、Mr.Brownのコーヒー、烏龍茶、清茶、決明茶、金棗茶、そして、宜蘭餅のサービス。明るいフローリングの床の色と真っ白のレースの天蓋。ここのエリアだけで充分って感じですが、ベッド横には3人掛けのソファ。洗面台、アメニティはローション、歯磨き、歯ブラシ、コットン、綿棒、シャワーキャップ、髭剃り、櫛。その洗面台の前には明朝コースを受けるときの施術ベッド。そして、向こうに見えるは、ものすごく広い浴槽、ジャグジーもあります。同じ並びにドライサウナ、スチームサウナ、スチームの中にはシャワーが2つあり、沐蘭オリジナルのシャンプー、リンス、ボディソープ。ホテルの部屋にも同じものがあるんですよ。さらにトイレと更衣室。更衣室には浴衣とバスローブ、セフティボックスがありました。サウナや冷房のスイッチがすべて部屋の壁に埋もれていたのは美観のため。
SPAルームは?
6FのSPAルームも見せてもらいました。SPAオンリーの部屋は、睡眠用ベッドがないだけで、他のサウナやジャグジーの設備は同じでした。もし、2人でSPAルームに宿泊し、同時に始めたい場合は、一人は6FのSPAオンリーの部屋に移動になります。あるいは、時間をずらして宿泊する部屋で受けるのもいいそうです。
快適な睡眠の翌朝
チェックインした時間が遅かったので、SPA施術は翌朝。この日は一人で、サウナや浴槽を使用しまくり、安らかな眠りにつきました。朝食は、ホテル内のビュッフェなので、7FのSPAとホテルをつなぐ廊下を渡ってから6Fへ。ナビが今回受けたコースは、肩と頸部を集中的にマッサージする105分間のリラックスコース。沐蘭のコースにはすべてバスやサウナタイムが含まれているので、実際のマッサージの時間は、35分間でした。たった35分?と、実はナビも説明を受けた時に思ったのですが、その効果の表れはまた後で書くとして、この日のアロマオイルは甘菊+ミントのオイル。疲れをとり早急に活力を甦らせてくれるというものです。この日は10:30から開始。午後はまた仕事に戻る予定だと伝えたからか、このオイルをセラピストの人が選んでくれました。他にもラベンダー、白檀+玉蘭花、生姜など常に4種のアロマオイルがあり、コンサルティングで決めることになっています。
始めます
まずは紙パンツだけ穿いてうつ伏せになると、上に布をかけてくれました。「沐蘭」には常に6名のセラピストがいて、李さんはここの専属。腰のあたりに手が置かれ、それからゆっくり手の位置が広がっていきます。最初力はあまり入っていないように感じるのですが、ポイントを抑え、徐々に力が入ってきてるのが実感できます。足裏マッサージやさんの全身マッサージだと最初から最後までグイグイと攻められますが、オイルの質も上等だし、スッキリ効果よりもリラックス効果を高くする、これがSPAマッサージと足裏やさんの違いでもあります。ナビは前日トレッキングをしていたので、体中がギシギシ。このコリを少しでも和らげてもらえるなら、どのコースでもよかったのですが、セラピストがおススメしてくれたこのコースは、まさに今のナビにピッタリのものでした。背中のマッサージは弱から強へ変化していき、肩は揉まれてから、自分でもそのコリにウウーッとうめいてしまったほど。でも、痛くはなく、ゆっくり確実にほぐしてもらいました。
終わってから
施術前にジンジャージュースを出してもらいました。終わった後は、軽食と飲み物。ナビは先にシャワーを済まし、10:30ちょうどに施術を初めてもらいましたが、終わったら11:30。これで、サウナやジャグジーをしてたら、さらに30分はかかり、メイクや身仕度をしていたら、105分内はかなり急がされると思います。SPAルームのチェックアウトもホテルと同じで12:00。SPAルーム宿泊の場合は、選んだコースにもよりますが、遅くとも10:00スタート。あるいは前日チェックインした日のうちにSPAをするのがいいでしょう。
ナビはこの後、20分おきに出るホテルのシャトル車(5人乗りなので要予約)で、台北行きのバス停まで送ってもらいました。
バスの中では自然と睡魔が襲ってきて、雪山トンネルをあっという間に越えていて、気がついたときはもう台北市政府が目の前に。丸々1時間快適な昼寝をしてしまいました。喉の渇きに、ああ、そういえばSPAの後、水分を十分とるのを忘れたと気付き、水をゴクゴク。この日の午後は体も軽く、夜はまたぐっすり眠れました。
台北ナビでした。