お店は清潔、広くて、気持ちいい!足裏、全身、タイ古式マッサージとかなりのテクニック!!
こんにちは、台北ナビです。台湾といえばマッサージは外せないですよね!というわけで、今日は中山北路のマッサージ店「新浪越」にやってまいりました。実はこのお店の前身となるお店が以前この近所にありました。同じ名前で台北ナビにも掲載されていた人気店だったので、台湾マッサージマニアのアナタは覚えているかもしれません。店舗契約の関係で数年前に一度お店を閉めたものの、その後再オープンしました。そんなわけで、正確には場所を変えて復活といったところでしょうか?入れ替わりが激しい台湾のお店で、なくなっていくお店、新しく作られるお店っていうのはよく聞くけど「復活するお店」というのは珍しいのではないでしょうか?今回は、そんな「新浪越」からレポートいたします!
スリッパはこちら。
お店の入り口は、わりとこじんまりしています。小さいので見落とすかもしれませんが、隣が小さなお茶屋さんですので、それを探してください。ナビにはお茶屋のほうが見つけやすかったです。入口を入ろうとしたところで、早速声をかけられました。店長さんでした。中に入ってスリッパに履き替えるようにいわれます。この際、靴下もすぐに脱げる服装の場合は一緒に靴下も脱ぎ、靴と一緒に靴箱の中にしまうのが基本となるみたいです。もちろんジーパン+パンストなどですぐに脱げない場合は、更衣できる場所で脱いでいただくので大丈夫ですよーとのこと。
さて、お店に入ると足マッサージの台が3台。入口からはこれしか見えません。すると胡斌さんが「1階は狭いので、地下のほうが広くていいですよ。」と勧めてきました。
どれどれ、ではどんな感じか見てみましょう。階段を降りると、10台ほどの足マッサージ台が見えました。たしかに地下のほうが広いです。そして、さらに奥には、全身マッサージ用のベッドが3台、タイ式マッサージ用のベッドも4つありました。しかし、この地下のスペース、1階の敷地の2倍以上は軽くある感じがします。これはいったい…?まさか、台湾では地下の土地は勝手に横に広げてもいいのか??など、色々変なことを考えてしまいましたが、これにはちゃんと理由がありました。
ここと、隣のお茶屋、そしてその隣の仕立て屋さん、なんとこの3件、オーナーが同じだったのです!(店長さんとオーナーは別の方だそうです)だからお茶屋と仕立て屋の土地の分まで地下を広げることができたんですね。いや?心配して損しました(笑)。そんなわけで、この地下の部分も含め今回の再オープンのために、一から全部作ったので店内は従来のマッサージ屋さんにありがちな古いイメージはまったくありません。どれもこれも新品ですよ。
オイルマッサージの方用にシャワーも
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大きさの参考になるかと思いスタッフの方に入ってもらいました
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ナビがお邪魔したのは、オープン後間もなくのことで、このお店の存在はまだ知っている人が少ないです。しかし、この界隈は日本人が泊まるホテルが多く、通りがかりの日本人がすでに何人もマッサージに来られたそうです。店長はこの道27年以上のベテランですので、腕は確かですよ。スタッフは現在約10人で、これから増やしていく予定とのことです。カタコトの日本語を話せるスタッフもいました。
「新浪越」の代表メニューをいくつか紹介いたします。まずは定番の足裏マッサージです。足の場合は、下半身だけ着替えればOKですので、用意してくれる短パンに履き替えます。そのあと台に座ります。マッサージ台の足元の部分を動かすと、足湯用の小さなお湯が出てくるスペースが登場しました。ここにラベンダーの入浴剤がはいり、まず足をここで温めます。大型のテレビがありますので、見たい人はテレビを見ながら足を温めます。ナビのために、スタッフが親切にNHKをつけてくれました。足が温まったらマッサージ開始。足を置く台になる部分にタオルと、もう1枚その下にシートが敷かれます。このシートが新浪越流です。このシートがあることによって温まった足が冷めるのを遅くする効果があるそうです。たしかに、温めた足って案外早く冷めてしまいますよね。左あし、右あしとマッサージをしたあとは、定番の蒸しタオル登場。「新浪越」では、なんと蒸しタオルを片足だけで3本も使用します!なので、保温効果もばっちりです。
タオルの下の金色のシートが保温効果を高めるポイント★
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蒸しタオルを取り出しています
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1人あたり蒸しタオル6本使用の豪華っぷり
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3本の蒸しタオルを使い片足に巻いたら
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さらに金の保温シートで足をくるみます
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最後にタッピングで終了です。
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足の角質が気になる方は、マッサージのついでに角質取りもいかがですか?マッサージの最後に角質も取ってもらえば、さらに爽快になることでしょう。
紹介のために、こんな感じですという流れを簡単に画像つきで紹介します。ベッドは3台あり、それぞれカーテンでしきられています。貴重品をいれるロッカーもありますのでこれは安心ですね。(ちょっとロッカーの位置が高いので背の低い方が届かないような位置だったりするのですが…)全身の場合は上半身も着替えます。まずはうつぶせ、そして仰向け、そして最後は、下の画像のようなポーズを取らされるのが台湾式デス。ただ、これをカーテンで仕切られて男性マッサージ師にされるのはちょっと…と思う女性の方も多いと思いますのでナビの画像を参考にして決めていただけたらと思います。ナビはデモンストレーション的にこのポーズを取っただけで90分きっちりマッサージされたわけではないので、はっきりとはいえませんが、ちょっとされた感じは決して悪くなく、体中の筋が伸びている感じでした。どうせだったら90分されたかった…(笑)
ベッドのシートは1回ずつ使い捨て、常に新しい清潔なものが敷かれてますので安心してください。
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きちんとサイズ設計されていて最初から顔の部分に切り込みが!
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マッサージが終わると、隣のお茶屋のおかみさんが「お茶のんでいかない?」と声をかけてくださいました。ついでに、ここでお茶を飲み購入するのもアリです。ここのお茶屋は、現在ほかの旅行会社などと契約をしていないので全部適正価格で売っていますとのこと。そして、プーアール茶以外はすべて台湾産ですのでお土産にもいいですね。おかみさんが、カタコトの日本語が話せますのでリラックスできると思います。
以上になりますがいかがでしょうか?台湾マッサージ激戦区にまた新たに登場した「新浪越」、機会があったら行ってみてください。台北ナビでした。